今夜の小さな星図記事一覧

失敗解決

星が表示されない・方角が違うとき

「全天では出るのに選んだ方角では出ない」「知っている星が地平線の下にある」ときは、時差、座標の符号、方角、表示対象の順に確認します。

下記の値は架空入力の再現テストです。実際の観測ではありません。日時・緯度経度は星図計算のため端末内で使われ、サーバーには送信されません。

最初に試す再現例

  1. 星図ツールで「東京の夏の例を入力」を選びます。
  2. 日時が2026年8月12日21:00、UTC時差が+9:00、緯度が+35.6812、経度が+139.7671、方角が「全天」か確認します。
  3. 地平線上の対象星が29個と表示されるかを見ます。これはサイトの対象58星に対する計算上の数で、現地で肉眼確認できる星の数ではありません。

症状ごとの確認

症状確認することこのツールでの仕様
知っている星が地平線の下入力した現地日時とUTC時差の組み合わせを見直します。日本の例ならUTC+9です。現地時刻と固定オフセットからUTCの時刻を作り、恒星の位置を計算します。夏時間の自動判定はしません。
星が別の方角にある北緯・南緯、東経・西経の符号と、観測場所を確認します。北・東を正、南・西を負として入力します。経度は東が正。方位角は北0°から東回りです。
方角を選ぶと星が減った「見る方角」を「全天」に戻します。北・東・南・西は各中心から±67.5°の範囲です。隣り合う範囲は重なり、4方向の数を足しても全天の数にはなりません。
星の一覧に名前が見当たらない星図の点と、一覧に表示する星の数を分けて確認します。対象は明るい恒星58個です。星図は条件に合う対象星を描き、名前付き一覧は明るい順の最大10件です。
空で見つけられない雲、街明かり、地形・建物、周囲の安全を現地で確認します。天気や地形、光害は計算に含まず、高度0°以上を幾何学的に地平線上として扱います。

時差を変えた場合の計算差

場所と「2026年8月12日21:00」を同じにし、時差だけを変えた場合の比較です。

設定計算に使うUTC高度0°以上ベガ
正しい例:UTC+92026-08-12 12:0029星高度86.7°・表示対象
比較用:UTC±02026-08-12 21:0037星高度−5.5°・地平線下

時差の誤りは、星の数だけでなく個々の星の高度・方位も変えます。東京で使うときは、現地時刻とUTC+9の組み合わせを確認してください。

計算上の限界

この早見盤はJ2000.0の恒星座標から平均恒星時を使う簡易な高度・方位計算です。歳差、章動、固有運動、大気差、UT1−UTC、地形・建物は補正しません。観察の目安として使い、精密観測・航法・安全判断には使わないでください。

入力例の全結果は確認用JSONでも見られます。星図の作成手順は東京の再現例、東西が逆に見える理由は既存ガイドへ進んでください。

参照元

保存条件とアクセス解析の説明